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2012年10月22日

旅・・・高野山から四国へ(2)



          旅・・・高野山から四国へ(2)

                      



           高野山に着いたのは、昼過ぎで普通はもっと明るいと思うが、

           台風一過の後で、雲が多く夕方のように思えた。



           今回高野山へは、初めてお寺の関係者の方たちと来ました。

           そして高野山で秋季に行われる、金剛界結縁灌頂を、

           体験することとなりました。


     
 

            結縁灌頂(けちえんかんじょう)とは  ”智慧の法水をそそぐ”

           結縁灌頂とは、マンダラの世界に入り、仏様とご縁を結んでいただく、

           真言密教における最も尊い儀式です。

           潅はそそぐ、頂はいただきの意味で、大阿闍梨様から一人ひとりに、

           仏様の智慧の法水を頭上にそそいでいただきます





            結縁灌頂の功徳

           私たちは日々、迷ったり、不安になったり、身勝手になったりします。

           埃が知らず知らずのうちに溜まっていくように「心の埃」(迷い、不安)も

           溜まっていくものです。

           結縁灌頂に入壇しますと、あたかも霧が晴れるように「心の埃」が消え去り

           大宇宙の仏様大日如来と、自分が深く結ばれている実感を

           得ることとなります。

           迷いと不安を離れ、正しい道にお導きいただける功徳を授かるのです。
 




  
       
           信者でも信徒でもない私のような一般の人も、入壇できるというこで、

           体験させていただきました。

           日常の中に特別な時間を切り入れたかのような体験は、

           儀式を終えたとき、何故か清々しい気持ちになり、

           心の再生をはかったかのようでした。

           だいたいの事はどんぶり勘定でいけそうな気がしてきた。

           結縁灌頂の儀式を終えて、金堂から出てくると外は真っ暗でした。


      
          旅・・・高野山から四国へ(2)

                     胎蔵界立体曼荼羅のある大塔



           予定では、翌日の朝並んで整理券をもらってから、結縁灌頂の儀式を

           受けることになっていたが、台風のため多くの方がキャンセルをしたので

           着いたその日で儀式が受けられた。

           私たちは台風の影響は全く受けず、天気にも恵まれ楽しい旅でした。


           今思いだしたのだけど、真っ暗な金堂でさらに目隠しされて

           お坊さんに手をひかれ儀式をしていると、妙に今体験していることが

           前にもやった気がしてならなかった。

 



          


 
            

            

         



Posted by メイラ at 23:41│Comments(0)
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