
2012年08月07日
不思議な木・・・アコウ
右側の枝の上方
左側の枝の上方
左右に別れた枝を持つアコウの木の根っこ
アコウの木は不思議な木です。
二週間ぐらい前、突然葉っぱが真っ黄色に変身し、
鮮やかな緑の木々の中でめだっている。 と思っていたら、
翌日、一斉に葉が落ちました。
それから、ほんの三日ぐらいで芽が出て葉が茂り出したが、
左右の枝の葉の成長が全く違うのです。
ここまで書いて、アコウの木をちょと調べて見ると、
書かれているアコウの木の特性が、私に家の窓際まで来ている
アコウの木を言い当ているので驚きました。
私の疑問にも答えをくえました。
* 年に数回新芽を出す前に、短期間落葉する。
ただしその期間は一定ではなく、
同じ個体でも枝ごとに時期が異なることがある。
* 種子は鳥類によって散布されるが,その種子が
アカギやヤシなどの樹木の上に運ばれ発芽し着生し、
成長すると根で親樹を覆い尽くし、枯らしてしまうことがある。
そのため、絞殺しの木とも呼ばれる。

* 樹高の高い熱帯雨林などで素早く光の当たる環境(樹冠)を
獲得するため特性である。
* 琉球諸島では、他の植物が生育しにくい石灰岩地の岩場や
露頭に気根を利用して着生し生育している。
正に、このアコウの木は岩地に、鳥によって散布され着生し
私の家の窓際まで枝をのばしてきています。
木は根付いたら、同じ場所で一生を終えるので子孫を残すには、
動ける者に未来を託すしかありません。
人間だったり、他の動物だったり、一番は遠くまで移動する鳥など。
でも、けして只では頼みません。
鳥たちには、家と食糧を。
他の動物にも。
人間には、自らの命を捧げている。
ここに生きる人間の全ての病を治す情報は、木が携えて来ているそうです。
人間は感謝もしなければ、受け取ることもせず、毎日多くの木を倒している。
他の木々が物静かに生きているのに、変り身もはやく
自己主張をする、身近な変った木アコウが、何モノかが分かって良かった。
Posted by メイラ at 11:56│Comments(0)
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